ムチャぶりスタンパーを見てLINEスタンプに夢はあるかを思う
フジテレビの深夜にLINEスタンプを作る番組「ムチャぶりスタンパー」というのがあって、毎週30分番組というのはわかっていたけど、録画したのを全く見ていなかったのでまとめて見た。
毎週1人のクリエーターにスタンプ一式40点を書いてもらって、実際に販売する番組。
番組があるくらいだからLINEスタンプはもう一般の人にも売れる、儲かるって認識があるんだろうな〜というのは凄いなと。
番組自体はまあ面白いし、選ばれたクリエーターもその道のプロの方で出来はさすがにセンスがいいんだなーと思うんだけど、ちょっと残念なことが。
毎週、先週のクリーターの作ったスタンプの売れた数が紹介されるんだけど、 ここ3週見た限りでは、500〜2000個くらいしか売れてない。 クリエーターに支払われるのは、今は1/3くらいだから、1個35円として1.5万〜7万円。
それぞれのプロのクリエーターさんには、そもそもその番組に出る以前からのファンもいるだろうし、素人とは違うものづくりとしてのセンスもあるだろうし、なにより深夜枠とはいえフジテレビの番組で30分かけてじっくり紹介している状態でその本数なのかと。
これは出演したクリエーターさんはガチでヘコむだろうな…。
番組はたぶんLINEの1社提供だろうし、審査も一般のスタンプとは違ってすぐに審査、公開してるんだろうけど、もうちょい夢がある数字が出るようにしてオススメしてあげたりしてもいいんじゃないかな。
それにしてもリリース直後、テレビで大々的に紹介して、質のいいであろうスタンプで数万円か…。
LINEは当初、クリエーターズスタンプがこんなに売れてます、上位はこんなにです!という見せ方をしてクリエーターを増やそうとしていたと思うけど、もう増やす必要もないくらい増えたからそういう浮ついた感じを押さえつけようとしてるのかな。
僕は夢がある素晴らしいマーケットだとは思うからクリエーターは是非出してみるといいと思うけど、専業にしたり、本業があるならそれを疎かにしない程度がいいと思う。