五十嵐学のブログ

(株)マナブ・イガラシの五十嵐のブログです

pexに乗り換え中

うちで出してるゲームはガラケースマホ両対応なので、Flashを両対応させるのが結構たいへん。
 
現状は以下になってる。
ガラケーはFlashLite1.1。ここ10年くらいに発売されたガラケーには入ってるだろうと思われる
スマホはモバゲー以外はGoogle Swiffy。モバゲーはexgame
 
以前、いろいろなswf変換エンジンというかガラケーのswfをスマホで使えるようにするためのサービスやエンジンを試した際に、パフォーマンスと実装の難易度、再現性どれをとってもexgameがとっても優れていた。
 
しかし、exgameはモバゲーが提供していてモバゲー内でしか使うことが出来ない。
 
そのため、モバゲー以外はGoogleSwiffyを使っていた。
 
exgameの弱点は、変換元のswfがFlashLite1.1しか対応していないこと。
GoogleSwiffyはAS3にも対応している。
 
このexgameが昨年オープンソースのpexとして公開され、モバゲー外でも使えるようになった。
 
実際に実装してみたところ、とってもよさ気。
だいぶ実装が進んでいる時にReadmeに「・Androidについては、今後対応予定となります。 」という一文に気づいて結構焦ってるけど、たぶん大丈夫だろう。
 
こっちにもAndroidに対応してるってかいてるし。
 
pexが他の海外製や日本の他のゲーム会社が出してる変換エンジンと大きく違うのは、莫大なお金が動くモバゲーのファースト、セカンドパーティーのゲームで実際に使っていること。
 
理屈じゃなくて、現場でもまれて、機種対応をして、現実的な解決をできるようにしてあることが圧倒的に他のものとは違う安心感がある。
 
海外勢はそもそもFlashLiteとか気にしていないだろうし、今どきの最新技術から行ったらなんで10年前の技術に引きづられてるんだっていう話になるだろうけど、利用者のことを考えるとこうなるってことなんだろうな。
 
pex激推し!
 
だけど、そもそもうちはSwiffyで動いているんだから別に変えなくてもいい気もしている今日このごろ。